2018年冬18きっぷの記録
1ヶ月ほど空いてしましました。お久しぶりです。
去年の冬の18きっぷの記録を簡単にまとめました。
なお、結構目的を詰め込んだため要所要所でショートカットしてます。
1.東海道線で関東に行く
定番ルートの東海道移動。静岡地域はロングシート地獄として有名ですが、
浜松から静岡間で6両編成に当たったので割と楽でした。
熱海からは乗車券特急券を買い踊り子に乗車。
蛇口まで陶器の洗面台が現役とは驚きました。
その後は江ノ電に乗ったり、川崎マリエンに行ったりしてました。
2.上越国境越え&横川
序盤に高崎から新幹線を使ってショートカットし、ガーラ湯沢に行きました。
これで九州新幹線以外の新幹線全線に乗ったことになります。
その後は上越線のE129に乗ったり、信越線で横川に行ったりしてました。
横川では念願のおぎのやの釜飯をゲットできました。
再活用できるそうなので、益子焼の容器は洗って保管してます。
3.瀬戸大橋を渡る
3月のダイヤ改正で6000系の本州運用がなくなる可能性があるので乗車。
その後は本場の讃岐うどんを食べました。
詳しくは越美北線乗車記に。
道中で久しぶりに湖西線に乗りました。
湖西線は夜行列車で通過したりとなじみがあり、かつお気に入りの路線です。
5.若松線に乗る
BEC819系という蓄電池式の電車に乗ってきました。
前乗ったときは原型機関のキハ47だったのでスピード感が違います。
電車がパンタグラフを下ろして非電化区間を走る姿が先進的でした。
若松駅周辺から海辺にかけての落ち着いた雰囲気が好きです。
越美北線乗車記
あけましておめでとうございます。
新年早々に越美北線に乗ってきました。
列車に乗り込む前に軽く駅前を散策。
この恐竜、首が動いたり鳴き声を発するんですね。
2番線切り欠きホームからの発車です(一部写真を加工してます)。
18きっぷシーズンらしく、車内は乗り通し目的の方もちらほら。
車窓はだんだん積雪が増え、山間部に入る様子がよく分かりました。
列車は1時間半で終点の九頭竜湖に到着。
駅の窓口ではこのような到着証明書を頂けます(日付とNo.は消してます)。
折り返しまで15分あったので、軽く辺りを見回しました。
その後は折り返し列車で福井に戻りました。
勝原から九頭竜湖まではいきなり線路がトンネルばかりの直線になります。
勝原・越前下山間に5km程のトンネルがあり、片勾配なのでかなり良く見通せます。
この光景が一番印象に残っています。このトンネルでは少し立ち上がり、
車両の前後どちらかで景色を眺めることをおすすめします。
実際に乗ると雰囲気が何となく三江線に似ています。
同じ運命をたどらなければいいな、と思います。
余談ですが越美南線は長良川鉄道として美濃太田・北濃間が営業しています。
美濃市から美濃太田まで乗った事がありますが、一度乗り通してみたいものです。
阪九フェリー ひびき
少し趣向を変えフェリーに乗ってきました。
選んだのは揺れの少ない瀬戸内航路で新造船が多い大阪-門司航路。
阪九フェリーのひびきに当たりました。
長距離フェリーは初めてだったのでデラックスシングル(1等)の利用です。
壁にはテレビも付いており、船の位置などが見れます。
大阪泉大津港は17:30定刻の出港。
部屋に荷物を置き、レストランに向かいました。
行列ができていましたが、到着まで約半日あると思うと全く気になりませんでした。
船内なので値段はそこそこしました。
九州のうまいものをチョイスしたつもりです。
明石海峡大橋通過を船尾デッキで眺めました。
その後は入浴、列車と異なり水が自由に使えるのが嬉しいところ。
浴室とシャワー室の両方があります。風量のあるドライヤーもばっちり完備。
瀬戸大橋もデッキで眺めました。
こちらはライトアップが控えめです。
この後マリンライナーが走っているのを遠目に確認できました。
22時が消灯時間(個室では特に関係ないようです)だったので、
それに合わせて就寝しました(隣の個室への配慮も兼ねて)。
揺れが気になるかと思いましたが、案外熟睡できました。
翌朝は5時の起床、パンを購入し朝食としました。
ソーセージパンが美味しかったです。
新門司港には6時定刻の入港、12時間半の船旅を終えました。
設備については、新しい船なのできれいでした。
個室を取ってしまえばスーツケースを持ち込んでも余裕があります。
給湯室にはウォータークーラーと給湯器があり、自由に水が飲める環境が
整えられています。翌朝になると出てくる水がぬるいなんてこともありませんでした。
(古い車両ばかりのブルトレではよくあることでした)
酔いやすさについては、乗り物酔いをほとんど経験したことがないので分かりません。
ただ、新しいのでスタビライザー等改良されてるとは思います。
騒音的には個室の壁が薄いのと、エンジンの振動がする程度です。
列車と比べると台車の騒音といったものが無いので、
相対的に他の音に気づきやすいという感じです。
部屋では携帯の電波は届かないので、通信のときは共用スペースのソファに移動
してました。使っていませんがWi-Fiがあるようです。
急ぎでなく値段を抑えたい、ホテルが高いので1泊浮かせたい、
個室で快適に移動したい時の選択肢として使えると思います。
九州方面の夜行といえば寝台特急はやぶさを思い出しますが、その需要は
高速バスやフェリーに代替されたのだと実感しました。
鎌府出向
昨月、江ノ島・鎌倉に行ってきました。
まずは七里ヶ浜
富士山とシーキャンドルがよく見えます。ここまできれいとは驚きました。
その後は江ノ島へ
瑞心門(写真を一部加工しています)
江ノ島に入って早速アニメで登場したシーンが現れてきました。
辺津宮付近のデッキ
中津宮付近の階段
江の島シーキャンドル
シーキャンドルのあるサムエル・コッキング苑で巨大アロエみたいな植物が
「アオノリュウゼツラン」だと知りました。アロエの成長した姿ではなかったのか…
山二つ(伊豆大島を望む)
奥津宮に向かう道
奥津宮
岩屋洞窟を見た後は来た道を戻り、江ノ電江ノ島まで歩きました。
遊覧船でも戻れるようですが、平日だからかお休みでした。
江ノ電で鎌倉に移動
再び江ノ島に戻り湘南ジェットコースターで江ノ島・鎌倉を後にしました。
ということで時期的には青ブタですが、刀使ノ巫女の舞台を訪問してきました。
大荒魂のいない平和な相模湾岸でした(当然)。
江ノ島・鎌倉の観光客の多さは知っていたので平日に行きましたが、
それでも午後はそこそこの混雑でした。人気の高さが窺えます。
江ノ電の300形に乗ることもでき、鉄ネタ的にも満足でした。
江ノ島付近は鉄軌道線もなかなか興味深かったです。
今回はJR東の鎌倉・江ノ島パスとeno=passを使って回りましたが、
有効区間・施設の設定が最適で便利に回れました。
サンライズ出雲・瀬戸(復路B)
復路はサンライズ瀬戸・B個室ソロです。
東京22:00発、岡山6:27着とやや短時間の利用なので
検札を受けたら荷物を整理し就寝、翌朝起きて洗面し下車くらいのものです。
個室の話に移ります。
昔は乗り得個室という印象だったソロも今や最低ランクのB寝台になりました。
往路と同じ285系海カキI5です。外から見るとこんな感じ。
今回は2階個室です。あけぼのタイプのソロを知ってる身としては2階一択です。
個室内で立てるスペースがあるのが2階個室の特徴となります。
こちらは他の個室と比べて狭いですが、大きめのリュックサックに
まとまるくらいの荷物なら大丈夫です。
正直B寝台の荷物と一緒に寝る状態ではないのがありがたいです。
奥にはハンガーと荷物棚もあります。
物が当たった跡に旅人たちの苦労を感じます。
A個室が列車旅を満喫する個室、こちらは寝るのに特価した個室だと感じました。
観光して疲れてる状態だと良く眠れると思います(夜行列車はだいたいそう)。
鍵がかかり上手に使えばそこそこ快適に眠れる個室、そんな感想を持ちました。
以上でサンライズ出雲・瀬戸の話題を終わります。
今回は往復とも定時到着でしたが、昔から寝台列車は遅れやすいです。
私もあけぼので2時間以上の遅延を経験しています。
そういうデメリットもあることを念頭に、一つの手段としてとらえておくのが良いかと
思います。私は寝台列車独特の雰囲気が好きなので、機会があればまた利用します。
(注)
筆者は急行きたぐにの3段寝台とかも経験してるので些細な事と感じましたが
ソロはモーター音がそこそこします。気になる人は気になるかも。